先週の2月の寒波は北日本や日本海側の各地に大雪をもたらし寒風が吹く寒い日が続きました。3月に入ると暖かい日も戻ってくるようです。春もすぐそこまで来ています。 さて、3月には『ひな祭り』があります。元来、3月3日は縁起の悪い「節目の日」として中国から伝わりました。そこで、そんな日に災いが起きないよう「禊(みそぎ)」のために始められた、和紙で作った人形を川に流す儀式が転じて現在のひな祭りになったとされています。 その影響から、ひな祭りで飾られるお花には「縁起がいい・邪気払いの効果がある」と信じられてきた花木が主に使われています。『桃の節句』とも呼ばれるように、ひな壇には桃の花を飾ります。桃の開花時期は3月下旬から4月上旬で、現在使われているグレゴリオ暦では、ひな祭りの頃に桃は咲きませんが、旧暦の3月3日はちょうど見頃の時期に重なります。旬の花であることと、桃の持つ厄除けの力から、ひな祭りに飾られる代表格の花になりました。 また、3月3日に摘んだ桃の花びらをお酒に漬けた『桃花酒』を飲むと、若さと健康を保つといわれています。春の到来を告げるこの日を皆さんでお祝いしましょう。 さて、年長さんにとって幼稚園生活の締めくくりとなる3月がやってきました。お友達や先生と過ごした日々は、きっとかけがえのない思い出になっていることでしょう。 また、年中・年少の皆さんはこの1年間で、心も体も大きく成長されました。初めての登園でお母さんから離れられずに泣いていた子、最初から楽しく遊んでいた子、皆それぞれのペースで園での生活に慣れてきたと思います。新年度、それぞれの場所でのお子様の活躍を期待しております。
月
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